2026年度 玉野高校 DXエキスパートコーディネーター日記
今日やったこと
Instagramの投稿サポートと、今年度の大きなプロジェクト——玉野高校のホームページリニューアルについての打ち合わせ。
「どんなデザインにしますか?」 「どんなコンテンツを載せますか?」
そういう話ももちろんする。でも僕が一番先に考えるのは、「完成した後、どうなるか」 のことだ。
「作ること」はゴールじゃない
ウェブサイトもInstagramも、完成した瞬間が「スタート地点」だ。
リニューアルしたHPが公開された翌日、そこには静かな問いが残る。
「誰が、どうやって、これを更新するのか?」
デザインがどれだけ美しくても、 コンセプトがどれだけ鮮やかでも、 動き続けなければ、それはただの看板だ。
だから今回のプロジェクトで僕が設計したいのは、「カッコいいHP」だけじゃない。先生たちが自分の手で更新できる仕組み。学校の情報が、血液のように循環し続ける状態。HPが、学校と地域と生徒をつなぐハブになっていること——そこまでがデザインだと思っている。
作ることは、スタートであり、入口だ。
「今まではこうだった」は、僕の辞書にない
この仕事をしていると、必ずどこかで出てくる言葉がある。
「今まではこうやってました」
誤解しないでほしいのだけど、僕はその言葉を否定したいわけじゃない。むしろ、歴史は絶対に大切にすべきだと思っている。なぜそうなったか、誰がそれを守ってきたか——そこには深い文脈があって、学べることが山ほどある。
ただ。
「今まではこうだったから、これからもそうしよう」には、絶対につながらない。
過去は「解像度を上げるためのレンズ」であって、「行動を縛るルール」ではない。
学校という場所は、特にそのループに入りやすい。前例主義、慣例、「去年もそうしたから」。
だからこそ、外から入る人間の役割がある。過去を尊重しながら、「でもなぜそれ以外はないの?」と問い続けること。それが、僕がここに来ている理由のひとつだと思っている。
Instagramの話を少し
今日はInstagramの更新サポートもした。
写真を選んで、キャプションを考えて、ハッシュタグを整える——それだけに見えて、実はそこには「誰に届けるか」「何を感じてほしいか」という設計がある。
学校のSNSで大事なのは「映え」じゃない。
「ここに来たい」と思う子が、そこに映っているか。
受験生が画面の向こうでスクロールしたとき、「この学校、なんかいい」と感じる1枚。それが積み重なって、学校のイメージになっていく。
Instagramは日記じゃなくて、未来の生徒に向けた手紙だ。
今日の一言でいうと
「完成は終わりじゃない。完成が、始まりだ。」
玉野高校 DXエキスパート 合同会社SynQ Creative 代表 / 西田井祐也